今回から数回に分けて全日本学生馬術大会の様子をご紹介していきたいと思います！

さて第一回目の今日は二走の1日目です。










競技当日の朝のモンちゃん。
闘志溢れる顔をしております。








フラットワークをしながら準備運動中。
ハックモアというちょっと特殊な頭絡をつけています。
他大学からバナナ顔として有名なモンちゃんですが、
この日は『あの変なの（ハックモア）つけたバナナ馬』としても注目を浴びておりました。
そんなことよりも、選手の胡田先輩はもはや呪いかと思うほどの雨男なので
こんな曇空の中で雨が降らないかどうかが私は心配でたまりませんでした。








そうこうしている間に出番がやってまいりました！
障害の試合は1頭に掛ける時間が少ないため回転が早いのです。
いざメインアリーナに入場！えび先輩、モンちゃん、頑張れ～！！








障害の高さは最大で130cm！
障害をやっている先輩方が「絶壁」と表現されているほどの高い障害です。
こんなのをコースで回ってくるのだから、、、もう、怖すぎます。







モンちゃんは標準サイズより身体が小さいため、
障害へのアプローチ（歩幅の調整など）が難しいようです。









これは3mの幅がある水濠障害ですね。

11月2日から11月6日にかけて三木ホースランドパークにて行われた全日本学生馬術大会の全結果をお知らせします。

＜障害飛越競技　二回走行＞
　胡田悠作（4年）　＆旋風
　　第一回走行　2反抗により失権

＜障害飛越競技　フレンドシップ＞
　胡田悠作（4年）　＆旋風
　　93秒23　タイム減点6　障害減点4　総減点10
　　出場11名中3位

＜総合馬術競技＞
　久米紘一（3年）　＆和風
　　・馬場　総得点率41.33％　減点88.0
　　・野外　13番水壕障害にて、同一障害3反抗失権

　河村哲伸（4年）　＆颯　　
　　・馬場　総得点率44.20％　減点83.7
　　・野外　１番障害にて、落馬失権

　胡田悠作（4年）　＆福風
　　・馬場　総得点率57.89％　減点63.2
　　・野外　完走するも、通算4反抗により失権


応援ありがとうございました。
私は全試合に下付きとして参加することが出来たので、
後日、試合の様子などもブログにてアップする予定です。

更新のペースが遅くなりつつあってすいません。。
試合結果はかろうじてアップ出来るのですが、雑記を書くほどの余裕が中々持てなくて。
今日はここ1週間くらい温めておいたネタを思い切って書いていきます！


さて、前回のテーマである「馬の顔」に引き続き、今回のタイトルは「翼の顔」です。
ヒイキしまくりですがご了承くださいませ。









私の担当馬であります翼くん。
え？翼も馬なんだからテーマ変わって無いじゃん、と思われちゃいました？
いやいや違うんですよ、これが。
以前の記事でも述べたとおり翼の顔は「かわいい系」でありまして、
悲しいことにお世辞にも美形とは言えません。
むしろ部員からは「豚顔」「ブサカワ」「ブタカワ」とか言われたい放題な毎日で、
私もいちいち否定するのに疲れてきたのですが、まあそれは置いといて。

翼は基本的に神経が図太いというか、動じないというか、
他の若い馬と比べても、やけに貫禄が出てたりします。（バブちゃんのくせに・・）
ちょっかいを出してもあんまり面白い反応をしてくれません。
常にボーっっとしていて、何を考えているのかよくわかりません。
いや、何も考えていないのかもしれませんが（笑）
でも首をブラシでこすると「ああっ、そこ、、、イイっっっ！」って顔をします。
ではその顔を見ていただきましょう。

10月22日に馬事公苑にて行われた第３２回キャロットステークスの結果をお知らせいたします。

〈第３２回キャロットステークス〉

　馬場馬術競技　２課目　　
　堀江　真悠（２年）＆蒼風　　　
　　H:48.235% C:45.294% M:41.176%　
　　最終得点率44.901% 9名中8位　　　

これで2年生は全員馬事公苑デビューを果たすことが出来ました。
さぁ、本番はここから！
成績を残せるように頑張らなくては！
応援ありがとうございました。

馬はその身体にふさわしくビッグな心をズーンっと構えた動物です。
包容力があって、でもちょっと臆病で、とにかく可愛い、愛すべき生き物です。

そんな馬たちにも様々な表情を持っていて、
言葉が無くとも抱いている感情を伝えてくれます。

例えばこんな顔↓









耳が後ろに倒れて、鼻の穴が上に引き上がってます。
言わずもがなですが、この子は怒ってます。
怒りが上昇すると首を上下に振ったりして、「お馬さんが挨拶してるよー」なんて
厩舎に遊びに来てくれた人に誤解されちゃったりしていますが、
この顔をよく見てください。実は怒ってるんです。










気になる音や物があると、その方角に耳を向けます。
このときの春ちゃんはカメラに興味津々。
人が乗っているときは、どちらかの耳が乗り手の方向を向いていると、
馬が乗り手の指示に集中しようとしている証拠になります。










この顔はなんでしょう？
チンパンジーとかも似たような表情をするような。
これは「フレーメン反応」といって、刺激的なニオイを嗅いだときにする行動です。
より多くのニオイの物質を取り入れるために行う生理現象みたいです。
よく「馬が笑っている」と表現されることがあります。











普段はポーカーフェイスな和くんがフレーメンをすると、、、？











うひゃーっ；；
かなりグロテスクですね・・・。
これ、笑っているように見えるんでしょうか・・？？
「スーーーーーーッッ」っていう効果音まで付いてきます。










こちらは怒られて不満そうな顔をしているリーマス。
表情に憂いが滲み出ています。
「そんなに怒るなよお。しょぼーん・・」とでも言いたげですね。


毎日馬と接していると、個性豊かな馬たちの表情に出会えます。
今日ご紹介できたのはほんの一部ですが、実はまだ傑作を残しています・・！

それはまたの機会にっ！ツバサくん特集で！笑